ごあいさつ

 令和2年6月より揖斐厚生病院の病院長を務めさせて頂くこととなりました。前任の塚本達夫先生は、今後名誉院長としてこれまでと同様に当院の診療に携わって頂くこととなり心強い限りです。スタッフの一部も入れ替わりこれまで以上に充実した診療体制となるように準備を進めてまいります。

 まず簡単に、自己紹介をさせて頂きます。私は昭和58年に岐阜大学医学部を卒業し、第一内科という消化器を専門とする医局に入局しました。以後消化器病の臨床と研究を中心に診療を行い、平成5年に同じ厚生連である養老中央病院(現、西美濃厚生病院)に赴任しました。西美濃厚生病院では専門である消化器内視鏡を中心に、一般内科診療、さらに栄養療法に関する診療を行ってまいりました。昨年の4月より、揖斐厚生病院、西美濃厚生病院、岐北厚生病院の3病院が、岐阜・西濃医療センター、齋藤公志郎センター長のもと診療を連携する体制となったこともあり、このような人事異動となりました。

 現在武漢で発生したコロナウィルスが世界中に拡散し、この地域でも感染に対して不安な日々をお過ごしのことと思います。このような状況においても、揖斐厚生病院はこの地域における感染防止対策に力を注いで参りました。今後さらに、検査体制、感染予防体制を整えて、地域の皆様が安心して生活できる環境を作っていきたいと考えております。一般診療におきましても、今まで弱点であった消化器疾患の診療も含め、大学病院との連携を強くし、専門性と利便性を兼ね備えた地域医療が提供できるよう努力する所存です。どうぞ宜しくお願い申し上げます。

病院長 西脇 伸二

 

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