リハビリテーション科

リハビリテーションとは?

 “リハビリテーション”とは、障害からの回復を最大限に図るために行う一連の働きかけのことをいいます。当院のリハビリテーション科には4つの職種、計19名が在籍し、それぞれの職種の特性に応じたリハビリテーションを提供しています。

リハビリテーション科理念

全人権的復権の観点から、患者さんと同じ視線、立場に立ち、系統的、継続的な治療に努めます。
接遇応対の意識を高め、患者サービスの向上に努めます。
治療技術の研鑽に努めます。

 

専門職の人数

  • 理学療法士(9名)
    作業療法士(5名)
    言語聴覚士(4名)
    鍼灸・あん摩・マッサージ師(1名)

施設基準

  • 脳血管疾患リハビリテーション料(Ⅰ)
    運動器疾患リハビリテーション料(Ⅰ)
    運動器疾患リハビリテーション料(Ⅲ)
    廃用症候群リハビリテーション料(Ⅰ)
    呼吸器疾患リハビリテーション料(Ⅰ)
    心大血管疾患リハビリテーション料(Ⅰ)
    がん患者リハビリテーション料
    集団コミュニケーション療法料

資格

平成医療短期大学 臨床教授 2名
臨床准教授 1名
心臓リハビリテーション指導士 2名
3学会合同呼吸療法士 1名
認定理学療法士(呼吸) 1名
認知症ケア専門士 1名
認定言語聴覚士(言語発達障害領域) 1名
日本口腔ケア学会認定資格(3級) 1名
日本口腔ケア学会認定資格(4級) 1名
NST(栄養サポートチーム)専門士臨床実地修練終了 1名
介護支援専門員 3名
介護予防推進リーダー導入研修受講
地域包括ケア推進リーダー導入研修受講
住環境福祉コーディネーター2級 2名
BLSプロバイダー

 

対象

  • けが(骨折、靭帯損傷、関節症など)
  • 病気(脳血管疾患、呼吸器疾患、心臓疾患、病気の手術後など)
  • 発達の遅れ(広汎性発達障害、運動発達遅滞、ことばの遅れなど)

 

理学療法

 起き上がる、座る、立ち上がる、歩く等の動作は、日常動作の基礎となる動きであり、生活で欠かすことができません。理学療法はこうした基本的な動作能力を維持したり、改善することを目的に行われるリハビリテーションです。
 例えば骨折後の関節の動きの悪さや筋力の低下に対しては、関節可動域訓練や筋力訓練などが行われ、耐久性や持久力の向上には自転車エルゴメーターなどマシンを用いた運動療法や歩行訓練などが実施されます。脳血管障害でよくみられる片麻痺では、筋肉の緊張状態の変化により動作パターンが変容し、不安定で転倒の危険性が高くなります。そのような状態に対して正常に近い動作の再学習を図るために、介助をしながらの動作誘導やバランス訓練、鏡等を用いた姿勢や歩行の修正といった機能回復訓練を行います。また、心筋梗塞、心不全に代表される心疾患や、呼吸器疾患、外科的手術、内科的治療後の安静に伴う廃用症候群に対するリカバリー、運動療法も行います。また、ガンなどの疾患に対して緩和的な取り組みも行っております。いずれの場合も、患者様の年齢や以前の活動度、全身状態、到達度等を勘案してプログラムが立案され、臨機応変にリハビリプログラムを実施します。
 ☆早期リハビリ介入、継続的なリハビリ、寝たきりの予防目的で、当院において休日も含めた365日のリハビリテーションが開始されています。

      


作業療法

 作業療法は理学療法と同様に運動療法を主な手段として、生活作業や認知能力の向上に働きかける職種です。トイレ動作や入浴、服の脱ぎ着などは勿論のこと、“洗濯物を干す”などの家事動作も訓練の対象となります。これらの作業には腕や手指を使用するため、作業療法では生活作業の反復訓練だけでなく、腕や手指の関節機能、巧緻性に対してもアプローチを行います。
 また、認知や行為の概念といった高次脳機能は脳血管疾患でしばしば障害され、長期にわたる粘り強い訓練が必要となります。生活の確立はリハビリテーションの大切な目的の一つですから、最終的に自立に至らない場合には、介護者の方々に対する適切な介助方法や訓練方法の指導が行われます。
 動作を助ける自助具などの道具の紹介や調整、あるいは生活環境の整備も作業療法士の重要な仕事です。具体的には手すりの設置場所の検討や必要物品の選定、居室の変更、ベッドやポータブルトイレの位置の提案などが挙げられます。

 また小児の発達の遅れにおいて経過を観察してご家族に助言したり、遊びや運動を通して様々な学習を促すような援助を、理学療法や言語聴覚療法と同様に作業療法でも行っています。


言語聴覚療法

 言語聴覚療法は話す、聞く、読む、書くなどのコミュニケーションにおける障害と、飲み込みの障害、すなわち嚥下障害を扱います。
 言語障害は脳卒中や脳腫瘍、頭部外傷などによって引き起こされ、“失語”と“構音障害(発声障害)”の二つに大別されます。失語とは、聞いたり読んだりした言葉の意味が理解できない、あるいは話したい言葉が上手く出てこないことなどを指します。これに対し、構音障害とは発声の流暢さが障害された状態、つまり呂律が回らない状態をいいます。脳の言語中枢やそれに関わるネットワークが障害されると失語症が起こり、話すための筋肉に麻痺が起こると構音障害を呈します。言語障害に対するリハビリテーションには、言葉を想起させる訓練や、発声の練習、書字訓練などがあります。幼児期、学童期における言葉の遅れも言語聴覚療法の対象であり、教育や福祉の分野と連携をとりながら、お子様の発達段階に合わせた訓練を進めています。
 また嚥下機能に障害が起こると、気道に食物が入りやすくなり、窒息や肺炎の原因となります。さまざまな検査を行った上で、上手く食べることのできる姿勢や食物形態などを検討し、安全な飲み込みが獲得できるように働きかけを行います。



 


訪問リハビリテーション

 病院や施設は体の不自由な方が動きやすいように配慮され、専門のスタッフによる援助の体制が整っていますが、自宅生活では段差等のため生活に不安を抱えていたり、不活動によって生じる運動機能の低下を心配されることが少なくありません。訪問リハビリテーションでは、少しでも安全で快適な自宅生活を送ることができるよう、運動機能の維持向上を図りつつ、必要に応じて自宅環境の整備等を行います。また生活の場で行うため実際的な訓練や指導が可能です。当院では理学療法士1名、言語聴覚士1名がこの訪問リハビリテーションに従事しています。

 

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